楽天プレミアムカードの損益分岐点は40.34万円~60.5万円!年会費を払っても楽天プレミアムカードに切り替える理由

あなたはまだ楽天カードを利用していますか?

楽天市場をよく利用する方は年会費11000円を払っても楽天プレミアムカードに切り替えた方が良いかもしれません。

というのも、楽天市場で楽天カードを利用すると+2倍になりお得ですが、楽天プレミアムカードだと+4倍または+5倍とさらにお得になるからです。

では、年会費11000円を回収するためには、1年間にどれくらい楽天市場で利用すれば良いのか。

今回はそんな楽天プレミアムカードの損益分岐点を解説していきます。

楽天市場をよく利用する方、楽天経済圏に属している方、ポイ活をしている方は是非参考にしてみてください。

目次

楽天プレミアムカードの損益分岐点は年間40.34万円~60.5万円

楽天市場を利用する方で楽天プレミアムカードと楽天カードどちらがお得なのか疑問に思った方も多いのではないでしょうか。

楽天カードは年会費無料で、楽天市場の利用で100円(税抜)につき3ポイント貯まります。

一方、楽天プレミアムカードは年会費11000円で楽天市場での利用で100円(税抜)につき5ポイント貯まるのです。

では1年間にどれくらい楽天市場で買い物すると年会費11000円を回収することができるのか?

結論からいうと、年間40.34万円~60.5万円を楽天市場で利用すると楽天プレミアムカードの方がお得になります。

これらの理由については下記で解説していきます。

楽天カードと楽天プレミアムカードの定義

楽天カードと楽天プレミアムカードは楽天市場以外で利用する場合は、どちらも還元率1.0%です。

そのため、楽天市場以外での利用する方は、楽天プレミアムカードに切り替える必要はありません。

今回の損益分岐点40.34万円~60.5万円はあくまでも全て楽天市場で利用した場合のみの計算となります。

楽天市場のポイント付与金額

楽天市場における通常ポイント付与金額は以下の通りです。

  • 2022年3月まで:100円(税込)につき1ポイント
  • 2022年4月より:100円(税抜)につき1ポイント

2022年3月末までは税込100円につき1ポイント付与されていましたが、2022年4月より税抜100円につき1ポイントに変更しています。

つまり、税込110円につき1ポイント付与されるようになりました。

その結果、還元率が1%から0.909091(≒0.91%)へと下がってしまいました。

通常の還元率が下がってしまうと、SPUのポイントアップ倍率が大きく変わってきてしまいます。

例えば、楽天プレミアムカードが同じポイント5倍だったとしても、5%から約4.5%へと下がってしまうのです。

それ故に、いままでは楽天プレミアムカードの損益分岐点37万円~55万円でしたが、現在の楽天プレミアムカードの損益分岐点が40.34万円~60.5万円へと引き上がってしまいました。

楽天カードと楽天プレミアムカードの年会費の差額は11000円

楽天カードの損益分岐点を出すには年会費を考慮しないといけません。

楽天カードと楽天プレミアムカードの年会費は以下の通りとなります。

  • 楽天カード:無料
  • 楽天プレミアムカード:11000円(税込)

損益分岐点を出すにためには楽天プレミアムカードの11000円の年会費を回収する必要があります。

楽天市場における楽天カードと楽天プレミアムカードのポイント倍率差は+2~3倍

楽天カードと楽天プレミアムカードのポイント倍率は以下の通りとなります。

  • 楽天カード:+2倍
  • 楽天プレミアムカード:+4倍
  • 楽天プレミアムカード【楽天市場コース】:+5倍

楽天市場では、楽天カード払いだと常にポイント+2倍、楽天プレミアムカード払いだと+4倍になります。

しかし、楽天プレミアムカードは「選べるサービス」で「楽天市場コース」を選択すると、火曜日木曜日限定でさらに+1倍になるため、+5倍となるのです。

以上のことから、楽天プレミアムカードの損益分岐点を出すには、通常時と楽天市場コース加入時の時で損益分岐点が異なります。

今回はこの2つのパターンで損益分岐点を出していきます。

【ポイント付与表比較】楽天プレミアムカード損益分岐点の2つのパターン

パターン①:楽天プレミアムカード(楽天市場コース)の損益分岐点は40.34万円(3.4万円/月)

楽天プレミアムカード(楽天市場コース)の損益分岐点は40.34万円です。

楽天カードと楽天プレミアムカード(楽天市場コース)の損益分岐点比較表は以下の通りとなります。

スクロールできます
利用金額プレミアムカード(A)6倍楽天カード(B)3倍年会費込差額
A-B-11000円
20万円109085454-5546
30万円163628181-2819
37万円2017810089-911
40万円2181610908-92
40.34万円22002110011
45万円24540122701270

楽天プレミアムカードの損益分岐点は火曜日と木曜日に楽天市場でお買物をした時には40.34万円となります。

楽天プレミアムカードをお得に使うには、火曜日と木曜日を狙って買い物をすることがオススメです。

パターン②:楽天プレミアムカード(通常時)の損益分岐点は60.5万(約月5万/月)

楽天プレミアムカード(通常時)の損益分岐点は60.5万円です。

楽天カードと楽天プレミアムカードの損益分岐点比較表は以下の通りとなります。

スクロールできます
利用金額プレミアムカード5倍(A)楽天カード3倍(B)年会費込み差額
A-B-11000円
30万円136358181-5546
40万円1818010908-3728
50万円2272513635-1910
60万円2727016362-92
60.5万円27500165000
65万円2954517727818

楽天市場で買い物を年間60.5万円、月5万円以上利用する方は今すぐ楽天プレミアムカードに切り替えましょう。

まとめ

楽天プレミアムカードの損益分岐点を解説してきました。

楽天プレミアムカードは楽天市場以外で使った場合は、楽天カードと変わらず還元率1.0%です。

そのため、日常使いをする場合は楽天カードからわざわざ楽天プレミアムカードに切り替える必要はありません。

楽天市場で利用する時には楽天市場コースを選択し時と通常時によって楽天プレミアムカードの損益分岐点は異なります。

楽天市場コースと通常時の損益分岐点

  • 楽天市場コース:40.34万円
  • 通常時    :60.5万円

楽天市場コースを上手く有効活用して火曜日と木曜日で購入するようにすれば損益分岐点は40.34万円に近づきます。

一方、楽天市場コースではないコースを選択したり火曜日木曜日以外に買い物をしたりする方は損益分岐点が60.5万円となっていきます。

楽天プレミアムカードの損益分岐点は使い方によって異なるため40.34万円~60.5万円の間となりました。

今回は楽天市場での還元率のみでしたが、海外旅行に行く方は損益分岐点を気にせず作ったほうが良いカードです。

というのも、楽天プレミアムカードを持っていると年会費約5万円するプライオリティパスが無料で手に入るからです。

また、月3.4万円以上楽天市場で利用する人は、今すぐ楽天プレミアムカードに切り替えましょう。

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この記事を書いた人

たいぷーのアバター たいぷー クレジットカードアドバイザー

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